Kyoto Styudy

STUDY KYOTO MAGAZINE

京都の留学生が語る日本で感じたカルチャーショック

和製英語とカタカナの使い方

鵬飛さん:日本にはたくさんのカタカナの言葉があります。日本語で表現できる言葉であってもたくさんの言葉がカタカナで書かれています。そういった言葉の中には理解できない言葉がたくさんあります。

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ムックさん:最近、英語の言葉をカタカナで表したものなのか、それとも単に和製英語なのか区別できないことがよくあります。

カトリーナさん:確かにそうですね。英語では全く違う意味になる言葉がたくさんあります。例えば、英語ではマンションは、お金持ちが住む大邸宅という意味で、日本のように普通のアパートのことをマンションということはないですね。もし私がアメリカに帰って、「私はマンションに住んでいるの」と言ったら、みんな私の父は大企業のCEOか何かだと思うと思います。

 

日本でのゴミの捨て方

モノさん:京都ではなぜこんなに街中が、ひとつの空き缶も落ちていないくらいきれいなのかびっくりしました。これは一番に故郷に持って帰りたいことです。

ヘジンさん:京都はゴミの分別も厳しいですからね。

カトリーナさん:学校で種類の違うゴミ箱の前で困っている人を見るとすぐに新しく来た留学生だとわかるくらいです。彼らはものを捨てる前に、全部のゴミ箱の前で立ち尽くして、全部のラベルを見ています。紙を捨てるゴミ箱、プラスチックのゴミ箱、可燃ごみのゴミ箱があるんですが、例えばプラスチックに紙のフタがついたようなものの場合、新入生たちはいつも混乱してますね。

モノさん:適当に全部のゴミをまとめてゴミ出しをして、回収日が違うって怒られたときは、ちょっとショックでしたね。

カトリーナさん:私はほかの学生がゴミの分別でトラブルになったという話を聞いてから、ゴミの捨て方をかなり気をつけるようになりました。正しい捨て方がわからなくて、たくさんのゴミが家に残っていますね。留学生のアパートに行くとゴミが積み上がっていることがよくあります。みんなどうしたらいいかわからないんです。よくある悩みですね(笑)

ムックさん:私も今、家に4袋あります。(笑)

日本では電化製品や家具を捨てるのは難しいですね。有料の回収業者を呼ばないといけません。

モノさん:電化製品や家具などの粗大ごみを捨てる時、回収業者に取りに来てもらいました。ありがたかったですが、なぜお金を払わないといけないのか不思議に思いましたね。

TVの違い

モノさん:日本のテレビ番組はテロップが大きいですね。日本のテレビ番組の見た目はすごくうるさい。テロップがどこにでもあるから。

カトリーナさん:テレビCMのスタイルもアメリカとは全く違う。日本のCMは面白い。私はいつも「なんでこのCMで物が売れるんだろう」と思います。(笑)本当にアメリカのCMとは違いますね。

ヘジンさん:日本のCMは情報量が多いと思いますね。ナレーションも多いですし、同時にたくさんの情報が伝えられています。韓国ではもっと全体を通じたイメージで表現する広告が多いと思います。

イェウンさん:そして、最後まで見て初めて何の広告かわかります。ナレーションはないですね。

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日本で飲みに行くとき

カトリーナさん:アメリカでは、飲みに行った後って、みんなが前より親しくなった気がするんです。でも日本では飲み会の次の日も何事もなかったような感じです。そのまま、「はい、そうですね」という感じ(笑)
(ここでは他の学生たちもみんな大きくうなずいていました)

モノさん:(笑)よくありますね!

ムックさん:日本に来て2日目に飲み会があったんです。本当に盛り上がってみんな楽しんで。だから、私は「なんて楽しい人たちなんだろう!」と思ったんですけど、次の日みんな本当に静かでした。2週間後も、みんな完全におとなしい感じだったんです。(笑)

 

 

カトリーナさん:私は、次の日からみんなが元の日常に戻っていくことを知ってから、飲み会はお互いが親しくなる場所ではないんだなと思うようになりました。

(多分、お互いが親しくなるのは本当に何回も出かけてからなんですね。)

モノさん:何度も飲みに行けるのは、日本ではお酒が高くないというのもあるかもしれませんね。

ムックさん:確かに、タイには飲み放題はありませんね。(飲み放題とは、定額料金を支払えば時間制限の中で、飲み物を好きなだけ注文できるサービスのこと。)

モノさん:料金はかなり安いですし、飲みに出かけるのに制限もあまりないですよね。日本と違ってニューヨークでは公園でお酒を飲んだりすることもできませんしね。

イェウンさん:アルコールが日本の方が安いかどうかはわかりませんね。服は韓国よりずいぶん高いです。私は余計な飾りのせいで高くなるなら、シンプルでいいのにと思ってしまいますが(笑)

ファッションの違い

ムックさん:服についていえば、日本の女性の服を不思議に思います。冬の間寒くなるとみんな短いスカートを履きます。夏になると逆にロングスカート。同じことを思っている人いませんか。冬はロングスカートの方が温かいと思うんですけどね。なぜ暑い夏にロングスカートと長袖という格好をしているのか。

※日本の女性は日焼けを気にする人が多いので、そういった格好になるのではという意見が出て、みんな笑いながら納得していました。

モノさん:そういうことですね!なるほど!

イェウンさん:私も同じことを思っていました。こんなに暑いのになぜこんな暑そうな格好をしているの?って。

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学生たちは自分の国では日焼けを気にしない人が多いですかと聞かれると、何人かはある程度は気にすると答えていました。しかし何人かは、気候に合った格好をすると答えていました。
カトリーナさんは日焼けについてアメリカの文化を教えてくれました。

カトリーナさん:アメリカでは日焼けしたい人が多いです。アメリカで日焼けしているね、と言われたらそれはほめ言葉です。日本では、「色が白いね」と言われることがほめ言葉です。アメリカで同じことを言われたら具合が悪いと思われていると思ってしまいますが。小さいころ、よくそれで叱られました。「あなたは白すぎる!外で遊びなさい!」と。
日本に来るとみんな私の肌を見て、ほめ言葉として白いと言ってくれるのでありがたいと思っています。でも、アメリカに帰る前には日焼けしなきゃ!って思うと思いますけど(笑)

 

カルチャーショックは避けることはできません、でも他の留学生と話すことができれば、きっと軽く感じられます。